Saturday, August 9

僕の紹介

みなさん、こんにちは!僕は太晴です。


今年、僕は7歳になります。
音楽を聞いたり、パパと一緒にプールに行ったり、パパが本を読んで呉れるのを聞いたり、3歳になる妹の花菜と遊ぶのが大好きです。勿論、花菜とは時々喧嘩もしますが


パパとママが皆様にお話しする前に、自分で僕の今までについて少し説明します。

僕は生まれて十か月の時、椅子から落ちて頭を椅子の角にぶつけて昏睡状態になりました。家から病院まで救急ヘリコプターで運ばれて診断を受けた結果、脳内出血を伴う脳損傷と判り、直ちに開頭手術を受けました。手術後、担当した先生は僕が生き残るチャンスは50パーセントとパパとママに伝えました。それから45日間、僕は生死の間を彷徨い、パパとママは病院に泊まり込んでそれこそ必死の看病をしました。

僕は命を取り戻すことが出来ました!
しかし、後遺症が残って身体の自由を失い、退院する時には僕は自分の頭さえ持ち上げられず、口では物が食べられない状態でした。

それから此れまでの7年間、失った物を取り戻す為に僕とパパとママは一緒になって懸命の努力しました。身体リハビリ、機能リハビリ、食べるリハビリ、視力を強化するリハビリ、等々、現代医学で考えられる全てのリハビリが僕の日課となりました。どのリハビリも大変辛いもので、僕は良く泣きました。

 三人の努力の甲斐があって、今は事故後、ほとんど支えられなかった頭も自分でしっかり支えられる様になりました。また、口から色々な物も食べられるようになり幾つかの言葉も話せます。(ママの名前も呼べます)。 パパとママが歩行器を買って呉れたので、これに乗って自分の足で立ち、まだ少しですが一人で歩くことも出来ます。最近、近所の学校に行き始めたので、他の子供たちとも遊べる様になりました。

僕には、まだまだやらなければならない課題が沢山ありますが、他の子供たちと同じように遊んだり楽しいことをする事が大好きです。ただ上手に出来ない事もたくさん有ります。しかし、パパとママが僕を心から愛して呉れるので、一日、一日を大切にしてこれからも生きて行きます。歩行器で2,3歩でも更に多く歩けるようになる事を当たり前と思わず一日一日の進歩に感謝したいと思います。 

今度、皆様にお会いする機会があれば、必ず僕の手を握って下さい!
太晴、やあ、元気かい!!と声を掛けて下さい。
僕は新しい友達が出来るのを楽しみにしています。
皆さん、僕のブログを読んで下さってありがとう。

愛を込めて、            太晴



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